時間に追われる看護はもう終わり
入社4~5年 M.H.さん
Episode.1 仕事も大事。でも家族も大事。
病棟で経験を積み、結婚をして、出産をして…。ライフステージが変わると、仕事だけに全力を注ぐことは難しい。看護師として復帰したいと思った時に、ふと思い出したのが先輩看護師の「訪問看護は自分のペースで働けるよ。」という言葉です。ですが、小さい子どもを抱え、何かあった時に、すぐ家に帰らなければならない状況の中、すんなりと受け入れてくれる場所はなかなかみつかりませんでした。そんな中、出会ったのが華こころ。「子どもが熱を出したりしたら、遠慮なく相談してね。」と声をかけていただき、ここで働くことを決めました。迷う気持ちは一切なかったですね。
Episode.2 温かいスタッフが本当に心強い。
気付けば、もうここで4年以上、訪問看護師として働いています。あっという間に感じるのは、きっと居心地が良いからなんでしょうね。入りたての頃、子どもが熱を出して帰らなければならないことも実際ありました。その時は、子育てを終えた方々が代わりに入ってくださり、フォローしてくださいました。
Episode.3 目まぐるしく過ぎていた病院時代とは大きく違う。
忙しく動き回っていた病院時代、バイタルに点滴、ケア、申し送り…。いつも焦っていたような気がします。でも、こんな風に感じているのは、きっと私だけじゃない。看護師の方なら、みなさん同じような想いをしているんじゃないでしょうか。もちろん、今が忙しくない訳ではありません。ですが、目の前のことに追われていた日々とは大きく違います。決められた枠の中ではありますが、その時間はその人のことだけ考えることが出来る。これって病院では叶わないことなんですよ。
Episode.4 選ぶ環境で人は変わる。変われるんです。
ここはすごく雰囲気が良い。みんな穏やかで気負わずにいられる雰囲気がある。だから働きやすいんです。でも、今思えば、病棟で働いていた頃は、周りも余裕が無かったはず。ピリッとした空気になることも、仕方が無かったのかもしれません。ただ私は患者様としっかり向き合う看護がしたかった。以前は観察をして、報告をして終わっていたことも、今は観察した後、“どうすれば良いのか”を考えられるようになりました。こうした一つひとつが積み重なって、自分の身になるんだと感じています。