私が入社したきっかけ
前職は海外の日本人学校に勤めていて、4年間小学校の教員をしていました。教員の世界ってすごく狭くて、正直教育のことや、学校での子どものことしか知らなくて。学校運営法や生徒との関わり方は知識としてあるのですが、それ以外のところにおいてはすごく世間知らずだなと感じていたんです。ただ、子どもと接することや教えることは好きでしたので、今まで通り子どもたちと関わりながら、運営やビジネスを学べる塾での働き方に魅力を感じ転職を決めました。
一人にかけられる時間が増えました
入社してからは、以前よりも子ども一人一人を見られるようになったなと感じています。学校だと一人に時間をかけたくても全体を見ないといけないのでなかなかその子だけに時間をかけるのは難しいところがあるのですが、今は一度に受け持つのが多くても3人程なので、一人一人に時間を費やすことができます。それが私にとってはすごく嬉しい変化でした。
また、前職ではあまり触れることのなかった数字の動きや目標、前年度と比べてどれくらいの黒字なのかなど、お金の流れをリアルに知ることができて、運営スキルを磨けると同時に、お金をいただきながら仕事をしているのだと実感する機会にもなっています。「ここをこうするとこんな風に上がっていくんだよ」と社長からは数字や教室の動きについていつも丁寧に説明してもらえています。現役で教室長をされているからこそ、教えることに関しては本当にプロで、分からないところをこちらが言わなくても、察してもらえるので本当にすごいなと思います。
入社して一番最初に社長からの研修があるのですが、そこでは千葉県出身ではない私に千葉の学校の情報などもすごく細かく教えてくださったり、短い時間の中でいかに要点をまとめるか、相手を惹きつけるためにどうするか、といったノウハウも教えてくださったり。それは塾以外の業界でも通用するスキルだと思うので、時間をかけて何回も教えていただけるというのはすごく貴重な経験だったなと思います。
いつでも来られる環境をつくること
基本的には、講師の先生たち(大学生)が授業をするので、先生たちが出られないときに授業に入ったり、自習に来ている生徒に学習指導をしたり掲示物の内容を考えたりと様々なことを行っています。私が目指す理想の教室は「生徒との距離が近くあること」「いつでも来られる環境があること」だと思っているので、生徒にも積極的に声をかけることを心掛けています。その声掛けもその子にとってどういう声かけがよいのかを考え、話しかけて欲しくなさそうな生徒には無理に話しかけずに見守ることも。なるべく講師の先生とも子どもたちのことについてコミュニケーションを取るようにして、いろんな角度からその生徒の性格や学習状況、学校の様子なども把握できるようにしています。