事業内容 | 株式会社KIC PRINT | 埼玉県川口市の印刷専門会社

事業内容

KIC PRINT
容器印刷に特化した会社

私たちは、ガラス容器や樹脂容器への印刷を専門とする企業です。
特にセラミック印刷技術に強みを持ち、お客様の幅広いニーズに対応しております。

商品の企画から本生産まで、お客様と共にプロジェクトを進める体制を整えており、3Dプリンターを活用したボトルの形状試作の製作が可能です。これにより、従来の型作製にかかるコストや時間を大幅に削減し、スピーディーな対応を実現します。さらに、当社は自社内でインクの調合も行っており、お客様が求める色合いに細かく対応し、デザイン性の高い製品を提供いたします。

Service examples
サービス例

ガラス容器印刷

大型自動印刷機を使用し、ガラス容器に対して高精度な印刷を行っています。この自動化されたプロセスにより、手作業を介さずにスピーディーかつ安定した品質で印刷が可能です。印刷されたガラス容器は、ベルトコンベアを通じて自動で調整炉に送り込まれ、さらに精度を高めた仕上がりを実現しています。

焼き付け作業

ガラス容器を600度の高温で焼き上げることで、ガラス表面に付着したアルカリや不純物を除去し、再び透明で美しい状態に戻すプロセスです。また、医療用のガラス容器では、薬剤を充填する前に、滅菌処理の一環として焼き付け作業が必須となります。この工程を経ることで、ガラス容器が清潔で適切な状態に保たれ、さらに印刷もスムーズに行うことが可能になります。特に医療用途や再印刷の際に重要なプロセスとなっています。

樹脂容器印刷

樹脂容器の印刷では、主に自動印刷機を使用し、効率的かつ安定した品質での印刷を実現しています。また、低温印刷技術を採用しており、160度から180度の低温で印刷を施します。このプロセスでも自動化を徹底し、高品質な製品を安定的に提供しています。

ホットスタンプ印刷

金箔や銀箔などの箔を熱と圧力を使ってボトルに貼り付ける装飾技術です。この方法により、ボトルに高級感のある輝きや、特定の部分に強調したデザインを施すことができます。高い耐久性を持ち、印刷後の剥がれや摩耗にも強いため、長期間にわたり美しい仕上がりを維持します

転写印刷

シートに印刷されたデザインやグラフィックを、ボトルなどの容器に転写する技術です。あらかじめシート上に描かれた多彩なデザインを、高精度でボトルに写し替えることで、鮮やかなグラフィックを再現します。この技術は、複雑なデザインや多色のグラフィックを高品質に表現するのに適しております。

UV印刷

UV印刷は、特殊なインクを使用し、印刷後に紫外線(UV)を照射してインクを硬化させる技術です。これにより、速乾性が高まり、従来の乾燥工程を必要としないため、短時間で高品質な印刷を実現します。また、紫外線で硬化するため、耐久性や耐摩耗性に優れており、さまざまな素材に適用可能です。

Strengths
当社の強み

業界の未来を切り拓く

◆最先端設備を2台導入

最大の強みは、セラミック印刷技術と焼き付け作業における高度な専門性です。近年、セラミック印刷やガラス容器の焼き付けに対応できる工場が減少している中、当社は600度で焼成可能な長さ25メートルのセラミック窯を導入し、技術の継承と持続可能な製造体制を確立しています。

従来の設備では対応が難しい大型ガラス容器や厚手のガラスを、再生可能な状態にまで焼き戻すことが可能。これにより、ガラス業界全体が直面している技術と設備の不足を補い、再利用のニーズにも応えています。

さらに、セラミック印刷における高度な技術は、長年この分野で経験を積んできた職人によって継承されています。この技術は一朝一夕に習得できるものではなく、熟練した技術者の手で守られ、次世代へと引き継がれています。