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職員紹介

Interview02

S.Y.さん

保育士/2015年4月入職

子どもたちの人生に残り続ける、
かげがえのない仕事。

入社したきっかけは?

当時、市のホームページを見ていたので、開園する前からこの園ができることを知っていました。ちょうど私の2人目の子どもが年中になるタイミングだったので、そろそろ仕事を再開しようかな、と考えていたんです。そのため子育てと両立できる職場を探していたので、まさに運命を感じましたね。
入職前に見学に伺ったとき、環境がとても整っていて、さすが新築だな、と(笑)。また、職員の皆さんのチームワークと朗らかさに触れて、仕事中に困ったことがあっても気軽に相談できそう、と感じたことを覚えています。そんな様子を見て、帰るころには『私もここで頑張りたい』と自然に思っていました。自分自身の家庭も大切にしながら、子どもたちの成長に貢献できる環境だと確信して、ここでお世話になることに決めました。

仕事のやりがいについて

やっぱり、子どもたちの成長を間近で見られることですね。特に、最初はできなかったことができるようになった瞬間に見せる笑顔は、何にも代えがたいものです。去年は年長クラスを担当していたので、卒園式では本当に感動しました。一年間での大きな成長を振り返ると、『この子たちの力になれたんだ』と感じられるんです。卒園式で子どもたちから『先生がいてくれて良かった!』と言ってもらえたときは、涙が止まりませんでした。
このような瞬間があるからこそ、毎日頑張れているんだと思います。先輩の先生方はもちろん、子どもたちからも、毎日教えてもらうことばかりですね。

印象に残っているできごと

本当に偶然だったのですが、街で中学生になった卒園生と会ったことがありました。懐かしいな、と思っていると、その子から『あ、先生!』『大きなって、今じゃ身長を抜かしたよ!』と声を掛けてくれました。10年近く経ってなお、私のことを覚えてくれていたんです。正直、自分が関わった子どもたちの記憶がこんなに長く残るとは思っていなかったので、驚きと嬉しさが込み上げてきました。
その出来事を通じて、私たちの存在は間違いなく彼らの歴史の一部となれているのだと、改めて実感しました。あの子にとっては、これからも長く続く人生の中の、ささやかな思い出の一つに過ぎないのかもしれません。しかし、その一部分に自分が刻まれている事実こそが、私にとっては大きな喜びです。そしてこれからも、この仕事を頑張っていこうと思える原動力となりました。