Interview01
入社したきっかけは?
学生時代に就職活動をしていたとき、この園の求人を見て興味を持ちました。見学に訪れた際、園の明るくきれいな外観や、給食を楽しそうに食べる子どもたちの姿にとても惹かれたことを覚えています。それだけでなく、対応していただいた先生方の皆さんが常に自然体で仲が良く、笑顔で働いている様子が印象的でした。
私自身、就職するにあたっては、職場での人間関係を重要視していたんです。他にもいろいろな園を見学しましたが、職員同士の距離感が近く、質問や相談が気軽にできそうな環境は、ここが一番でした。この園なら、私の理想とする形で、自分らしく働けると思ったんです! 子どもたちと先生方から感じた温かさと安心感が、入職を決める大きな理由となりました。
仕事のやりがいについて
子どもたちの成長を見守り、その瞬間に立ち会えることが、この仕事の最大のやりがいですね。子どもたちが自分の言葉でコミュニケーションを取れるようになっていく過程を見守る日々は、さまざまな発見に満ちていて、とても面白いです。特に、『先生、大好き!』『ありがとう!』と子どもたちから優しさにあふれた言葉をもらえると、「この仕事を選んで良かった」と心から思います。
また、0歳児クラスを担当していたときには、初めて歩く瞬間や、初めて言葉を発する瞬間に毎日のように立ち会えるので、感動的な日々を過ごせました。そのことを保護者の方に報告すると、とても喜んでいただけるのも嬉しかったです。保護者の皆さまと一緒に、子どもたちの日々の小さな成長を一番近くで見守れることが、何よりの喜びです。
印象に残っているできごと
年少クラスを担当していたとき、毎朝お母さんと離れるのが辛くて泣いていた子がいました。私もどうしたらいいのかわからず、ただ毎日丁寧に接していましたが、ある日その子が、お母さんと離れても泣かなくなりました。どうしたのか聞いてみると、『もうさみしくない。先生がいるから大丈夫』と言ってくれたんです。その言葉を聞いたとき、私に少しずつ心を開いてくれていたんだということを知り、胸がいっぱいになりました。
この仕事では、親から離れて不安に思う子どもたちから、どのように信頼してもらえるかが非常に重要だと思います。一つのハードルだからこそ、心を通じ合えた瞬間が何よりの励みになります。これからも多くの子どもたちに、安心を与えてあげられる先生になりたい、と心から強く思えた出来事でした。