Interview
仕事で大切にしていることについて
「自分自身が幸せでいる」ことです。児童指導員の仕事は、子どもたちの幸せを考え、それを支援していく仕事。そのために、子どもたちの目線に立って考えることに加え、自分自身がまず「幸せ」を知っていることが大切にしています。自分自身がその幸せに気づけるようになれば、子どもたちがどうすれば幸せになれるのか、何をしてほしいのかが自ずとわかってくるはず。もちろん自身の幸せの価値観を押し付けるのではなく、より広い視野をもって子どもたちの気持ちと成長に寄り添っていけるようになると考えています。
時には体力も精神力も必要な仕事だからこそ、自分の大切にしたい時間や存在のことを大事に考え、自分をハッピーにすることを忘れない様にしています。
仕事のやりがいについて
子どもの成長を間近で感じ、一緒に喜んだり悲しんだりできる事が一番のやりがいですね。文字通り子どもたちの生活を支えるので、彼らの成長の早さに日々驚かされ、感動しています。
例えば、昨日までできなかったことが今日できるようになること。もちろんいきなりできるようになるのではなくて、少しずつ挑戦したり、他の知識や技術が活かされてできるようになります。そんな「小さな発見」に気づけるのは、普段の生活を知っているこの仕事ならではの楽しさですね。その子の成長する過程に関わるれたことに、職員としてのやりがいを感じます。
印象に残ったエピソード
「来年も一緒に○○へ行こうね」「今度は○○を食べようね」など、自然な会話の中で子ども達が言ってくれたことです。普段の生活の中で、こういう何気ない会話ができることが本当に嬉しいです。子どもたちが私を信頼して、未来のことを一緒に考えてくれているんだなと思うと、やりがいを感じますよね。子どもたちの中で私がどれだけ大切な存在になれているのかを感じる瞬間は、この仕事をしていて本当に良かったと思える瞬間でもあります。私たち職員が子どもたちにとっての居場所であると同時に、子ども達が私の居場所を作ってくれているんだと感じますね。
また、そういった言葉をもらうことで、私自身のモチベーションも高まります。子どもたちの期待に応えたいという気持ちが強くなるんです。彼らと一緒に過ごす時間は、私にとってもかけがえのないものですし、彼らの成長を見守ることができるのは本当に幸せなことだと思っています。