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 人事制度

人事ポリシー

 会社経営にとって最も重要なリソースは、言うまでもなく人材です。当社の100年以上続く歴史は、様々な巡りあわせによって当社の門戸を叩いてくれた数千人にもおよぶ人材により形作られています。実は、親子2代にわたり当社に勤務してくれている従業員もいる程です。
 従業員が長く勤められる会社が、必ずしも良い会社とは言えませんが、一期一会を大切にし、一人ひとりの従業員の思いを尊重することを重視しているからこそ、当社が100年企業になり得たと考えています。
 それと同時に、一人ひとりの従業員には、長い歴史の中の経営環境の変化に伴い、自分自身を、より良く変化させることを求めています。当社の従業員として高い評価・処遇を勝ち得るためには、後述の通り、外部より新しい情報や価値ある知識を吸収し、少しずつで良いので新しいチャレンジを行うことが重要になります。
 会社も人生も、長く永く続きます。その中で、自分が何を成せるのか。当社は、一人ひとりの人材がそれを俯瞰して考え、自らを成長させられる場所になりたいと考えています。

 

 

採用・教育・配置について

 採用・教育・配置において、最も重視しているのは、「過去に何をやってきたか」ではなく、「これから何をやりたいか」です。すごく当たり前のことですが、誰もが人生のほとんどの期間の3分の1は睡眠に充て、3分の1を仕事に費やしています。自分の最も好きで得意な仕事を選ぶことは、とても重要なことなのです。
 また、「過去」ではなく「未来」に視点を向けた場合、大切なのは、「今何ができるのか」ではなく「今後何ができるようになるのか」となります。その意味で、新しい情報や価値ある知識を得たいという従業員の要望には、できるだけ応えられる会社でありたいと考えています。
 当社は2023年の10月1日にメーカーと販売会社が合併し、求職者や従業員の皆さんは、営業・品質サービス・開発・製造・総務・人事・経理など様々な職種から自分の仕事を選ぶことができるようになりました。一部の従業員からは、違う職種を経験したい、という声も上がってきています。このことを受け、今後の配置(人事異動・昇進昇格)に関しては、従業員の自薦を優先する「キャリアチャレンジ制度」の導入を検討しています。

評価・処遇について

 評価については、従業員の処遇(賃金)を決めるためのものだと思われがちですが、本来の評価の目的は、経営と人材に関する正しい現状把握を行うことです。

①経営のためにどんな機能や戦略・実績が必要なのか

②従業員がどんな能力や目標をもち成果を出しているのか

①と②を比較することにより、会社も従業員も、それぞれの成長のために何を行えばよいのかを理解することができます。
 そして、処遇は、経営で得られた利益の分配により決定されます。高い評価や処遇を得たい人は、経営が必要な機能や戦略を満たすために、自分にどんな能力が必要なのか、どんな目標を掲げそれを達成させればよいか、よく考えなくてはなりません。そして、外部より新しい情報や価値ある知識を吸収し(能力開発)、少しずつで良いので新しいチャレンジを行うこと(行動)が重要になります。
 少し難しい内容であり厳しい表現かもしれませんが、「与えられた仕事を頑張る」だけでは高い評価や処遇を得ることはできません。前述の通り、自ら進んで能力開発を行い、経営にとって価値ある成果を出すために行動を起こすことがとても重要です。
 行動を起こした結果、必ず成果が出るとは限りませんが、失敗もまた価値ある経験です。そして仕事を通じて成功と失敗を繰り返すことでしか人材は成長しないものであり、会社はそのような人材に、より高い役割を担ってもらいたいと考えています。