保育理念 | 社会福祉法人 三共会 たつの子保育園 | 採用特設サイト

長い歴史の中で常にあるのは、「子どもたちの居場所をつくること」。1968年、無認可保育所としてスタートしたのが私たちの始まりです。1971年には0歳～2歳児を受け入れる認可保育園「たつの子保育園」が誕生しました。その後、就学までの子どもたちの成長を見守りたいと考え、2歳～5歳児を受け入れる「第二たつの子保育園」を設立しました。当法人では、保育事業を皮切りに保育園が始めた老人給食から、地域への食事宅配サービス、訪問・在宅サービス、学童保育が誕生し、子どもから高齢者が繋がる組織が構築されました。こうした背景から、当園では子どもたちが高齢者と密に接することができることが特徴の一つでもあります。年長児が地域に暮らす高齢者に給食を届けたり、隣接するデイサービスで、高齢者とおままごとをしたり、お誕生日をお祝いしたり、ソーラン節を披露したりと交流の場もたくさんあります。子どもたちが頑張る姿を見て、涙を流し「活力をもらえた」と感謝の言葉を直接伝えてくださる方もおり、地域活性化に繋がっています。コロナ禍となり、なかなか接触する機会も少なくなる中でも、窓越しに挨拶をかわすなどふれあいの場が途切れることはありませんでした。法人としての強みを最大限に活かし、子どもたちに新しい出会いの場をつくることが私たちの使命であると考えているからです。今後は、食事づくりや配食サービスで培ってきたノウハウをもとに、子ども食堂の設立や小中学生の居場所づくりにも積極的に取り組んで参ります。子どもやその保護者、地域住民が一体となれる場所。そして、子どもたちが型にはまることなく、自由に過ごせる場所をつくって参ります。

すこやかな成長を願って

＊元気にあいさつをしよう
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あいさつは人間関係の基本。でも、あいさつの仕方にも個性があります。しっかりと目を合わせて「おはようございます」。
走りすぎながら「おっはよ」「おっす」だけ。照れくさそうにうつむいたまま、小声で「オハヨ」。目だけでニコッ。
どれも互いを理解しあうれっきとしたあいさつです。人間関係が深まると、自然にあいさつの仕方も形式から気持ちへと変化していきます。

＊自分たちでできることは、自分たちでしよう
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生活習慣の自立は、子どもにとって大切なことです。そして、もうひとつ大切なことは、「自分」ではなく、「自分たち」であること。
集団の中では、一律にみんなが同じことをできる訳ではありません。
助け合うこと、協力し合うことが大切だということを、集団経験から身につけていくようにしていきます。

＊人にやさしくしよう
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「やさしさ」を育てるには、まず、やさしさに触れること。大人がやさしい気持ちをもつことが一番大切なことです。
そして相手の立場を理解すること。お年寄りや障がいのある人、病気の人、いろいろな人との出会いの機会をつくり、ふれあいを大切にしていきます。

＊自然やものを大切にしよう
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子どもにとって、物を大切にすることは、物の性質を知ることでもあります。これも立派な学習です。
大人も一緒に、少ない資源を大切に使うために考え合っていきます。