保育士 K.I.さん
「キリスト教保育」に興味を持ちました。
当時の先生方が優しく迎えてくださり、「雰囲気が良い園だな」と思ったことが、入職を決めた大きな理由です。また、私は中高とキリスト教の学校に通っていたので、「キリスト教をベースにした多文化保育を行っている」という方針にも、縁と魅力を感じました。チャプレンがいるので、毎週1回子どもたちと礼拝を守る機会があったり、讃美歌を歌う習慣があるなど、他の園ではなかなか行っていない取り組みを行っていることが大きな特徴だと思います。様々な国籍の子がいて、障がいがある子も無い子も一緒に過ごしていて――など、子どもの多様な感性を育むことができる環境なので、それに刺激されて自分自身もたくさんのことを学べています。
“全員参加の保育”が心強いです。
私は現在、15名程度で構成された3~5歳のグループを担当しています。1つのグループにつき、必ず2人以上で担当していくので、負担が偏ることはなく、いつも気持ちにゆとりを持ちながら子どもたちと接することができています。「全員で保育を行っていく」という風潮が自然と根付いているので、経験をつんだ今でも、その体制はとても心強いなと感じますね。また、「異年齢保育」を行っている当園では、一度に複数の年齢の子どもたちと接することができることも強みだと思います。3歳児が、5歳児が何かやっている姿を見ることで、それまでできなかったことができるようになったり、5歳児が3歳児のお手本となりながら、教えている姿を見れたり…。異年齢保育で共に育っているからこそ現れる子ども達の成長を、間近で見守れることが大きなやりがいです。
「多文化」「多国籍」、知識はゼロで大丈夫!
「多文化共生保育」「キリスト教保育」と聞くと、『学んだことがないから心配…』『知識が何もない…』と不安に思うことがあるかもしれません。でも、現在活躍している職員も、まったく知識が無い状態からスタートしたメンバーがほとんどです。私ももちろんその一人で、英語も全然喋れません!(笑)「キリスト教保育とは」、「多文化共生保育」とは、という導入ガイダンスも用意しているので、学べる環境が整っているので安心してください。その後は、日々の保育の中で、一緒に少しずつ学んでいきましょう!子どもたちの多様性だけではなく、職員の多様性も大切にしている場所です。