Oさん(入社5年目)
お客様のために、自分の為に大切なこと。
はじめはマネージャーのトラックに横乗りさせてもらう所からスタートしました。
マネージャーの動きを真似ながら 少しずつ仕事を覚えていきましたね。
また「早くひとり立ちをしたい」という思いで 自主的に代車を借りて配送ルートを回ったりもしていました。
「どれだけ無駄をなくして 効率よく回れるか。」
これは自分の収入に直結してきますし
お客様に迷惑をかけないためにも大切な事なので 常に研究を重ねていましたね。
アナログな方法かもしれませんが おかげでひとり立ちも早かったですよ。
楽しむポイントは、「自分ルール」を作ること。
もちろん 大変なことも沢山ある仕事です。
夏は暑いし 冬は寒い。
お客様を想っての行動が伝わらないときも もちろんあります。
そんな時でも仕事を楽しむコツは「自分ルール」を作ること。
「ココとココを回ったら 少し休憩しよう」
「5件連続運べたら休憩してみよう」
「代引きのお客さんのお釣りの金額を当ててみよう」
などなど 自分なりにルールを作りながら楽しんでいます。
一日の目標を立てて 計画的に配送を行うことにも繋がりますし
なにより 仕事は自分で楽しみを見出さないと面白くならないと思うので。
お客様の喜ぶ顔をみると、疲れも吹っ飛ぶんです。
ある年のクリスマスの出来事がとても印象に残っていて。
クリスマスプレゼントらしい荷物がひとつあったのですが 住所不明で届けられなかったんです。
お年を召した方の字で おそらくお孫さんに向けてのクリスマスプレゼントだったんだと思います。
しばらくしてやっと送り主の方と電話がつながり住所が分かったのですが もうすでに夜遅い時間。
当日中の配送はセンターが断ったのですが「今日届かないと意味がない荷物だから」と 私が届けに行ったんです。
お届け先のインターホンを鳴らすと 待ちに待ったといわんばかりに子どもが三人飛び出してきて。
「おっちゃん ありがとう!」ととっても喜んでくれたんです。
この時は本当にうれしかったですし 本当に誇らしい気持ちになりました。
どれだけ疲れていても 少し嫌なことがあっても
お客様の喜ぶ顔を見られると 全部忘れてしまいますね。
分からない事をそのままにしない。
私は元々 分からない事を放っておくのが嫌いな性格。
何かアクシデントがあった時 解決したとしてもうやむやにせず 原因をつきとめおなじことが起きないように努める事。
そして お客様への配慮やちょっとした気遣いを欠かさない事。
こういった小さなことの積み重ねを一生懸命続けることで
今では信用してくれるお客様も増えてきました。
お荷物の数だけ 人の想いがあります。
その想いを汲み 確実にお客様の元へ届ける事。
これからも変わらない気持ちで取り組み続けていきます。