Oさん(施工管理)
初めは壁の連続。でも、そこで諦めるって選択はなかったです。
高専に行っていた訳でもないので、初めは分からないことしかありませんでした。そうした中で気を付けていたのは、なるべく先輩を頼らないこと。もしかすると勘違いする人がいるかもしれませんが、決して“質問が出来ない環境”だった訳ではないんです。どちらかというと、うちは開けた会社ですから、質問したらすぐに教えてくれます。でも、それだと自分の身にならないと思ったんです。きちんと調べて、根本から理解して…。時間はかかるかもしれませんが、確実に自分の知識になった。この選択は正しかったと思っています。
成長を感じられる瞬間がある。だから続けられています。
がむしゃらに取り組んだ1年目。ただ、同期がいなかったので、周りと比べてきちんと成長できているのか、なかなか自信を持てずにいました。それが変わったのが2年目に他社と合同で進める案件を担当したこと。同世代の施工管理が何人もいて、ちょっとした隙間時間に話している内に、周りも同じような感覚だったことに気が付きました。それに知識の面でも、スキルの面でも、劣っている訳ではなかった。周りの先輩と比べて、足りない部分に目がいきがちでしたが、そんなことはなかった気付けたんです。そこから少しずつ自信が持てるようになりました。やっていてよかった。無駄ではなかったと心から思うことが出来たんです。
職人さんに認められるって最高に気持ち良いんですよ!
職人さんって気難しそうなイメージを持っている人もいるんじゃないですか?職人さんも本気で仕事をしていますから、仕方のない話なんですよね。でも、そういう人たちから認められるってやっぱり嬉しい。僕は今、図面作成を主に担当していますが線を引くのって本当に難しくて…。例えば、机上で問題のない図面でも、現場では再現できないことがある。そうした指摘をもらった後に、どうするかが大切です。経験を積み重ねると共に、何となく配慮した方が良い所が分かるようになっていきます。あとは職人さんとコミュニケーションを取ることで、現場への理解を深められたりとか。そうした結果「図面、分かりやすかったわー!」って、お褒めいただけたりとか。ちゃんと分かってもらえます。今の目標はどの現場に行っても、「おまえ、すごいな。」って認めてもらえる存在になること。そのためには、まだまだ勉強していかないとって思っています。