木型とは | 有限会社丸忠木型製作所 採用特設サイト

『木型』とは?

 

 

そもそも
『木型』って?

木型とは、いろんな鋳造製品を作るために

欠かせない“型”のこと。

実は私たちの身近なところで

多く活かされています。

 

【1】木型の役割って何?

世の中の製品に欠かせない「木型」とは、日本で150年以上の歴史を持つ伝統製造の一つです。暮らしの中にある様々な製品には鋳造という技術によって形作られています。そしてその元となる「型」をつくる、いわゆる基盤となる部分を担っているのが木型となります。様々な素材がある現代で、木を用いる理由には木独自の特性にあります。木で作られた型は摩擦や破損に強い特徴もあり、複雑な形や大きさなど限らず、多岐にわたる製品を作ることが可能な木型製造は決して表向きに出るものではありませんが、世の中の暮らしを支える役割を担っています。

【2】丸忠木型製作所では何を作っているの?

私たちが作っているのは、鋳物(いもの)を作るための「鋳造用木型(ちゅうぞうようきがた)」。鋳物・・・?と思われた方がほとんどかと思いますが、イメージしやすいのは、街にある照明の柱や橋のフェンス、マンホールの蓋、産業機械、自動車など。実は私たちの身近な製品に使われているんです。鋳物というのは、作りたい形状の型に高温で溶かした金属を流し込み、それを冷やして固めるといった加工方法『鋳造(ちゅうぞう)』を用いて作られた製品のこと。聞きなれない言葉ですが、実は誰もが知っているモノづくりに繋がっているんですよ。

【3】どんな作り方ができるの?

最近では、NC加工機という大きな機械で加工することが増えてきたことで、同じ形状のものを大量生産するためにCAD・CAMでデータ管理をしたり、よりスピーディかつ精巧にモノづくりができるようになりました。それでも、機械には向かない形状の製造であったり、細かい改良を行う際にはやはり職人による手作業が必要不可欠。丸忠木型製作所では、機械+手作りをうまく活用しながら、お客様のニーズに一番合う方法で製造を行うことを徹底しています。そのため、なによりも重要なことは、お客様のご要望だけに応える技術ではなく、お客様の要望以上に応えていける、多様な提案をするための知識を身に付けることが大切です。