“好き”な仕事を、
楽しくできる職場に。
「こんな仕事あるんだ!」と思ったのを覚えています。
共和テクニカルで働いて、もう12年目になります。
元々は別の仕事をしていたのですが、学生時代に木工のデザインを少しかじっていたこともあり、家具の仕事をしたい、という思いはずっとあって。
良いご縁はないかと探していたところ、仕事を辞めたタイミングで、知人の紹介で代表と話す機会があったんです。
正直「椅子張り」の仕事のことを全然知らなかったので、「こんな仕事があるんだ!」と衝撃を受けたのが、入社のきっかけですね。
気づけばもう長く働いています。
新しい場所で、新しいスタートを。
ずっと椅子張りを担当していたのですが、少し前から木工所に異動して、今はベニヤ板などを寸法に合わせて切り出して、木枠を組み立てていく部分を担当しています。
私たちの木工所が枠にしたものが本社や第二工場へ行って、生地が張られ、椅子が完成していくイメージですね。
長くやっていた仕事から内容がガラっと変わって、大変な毎日ではありますが、新しいチームのメンバーとコミュニケーションをとりながら、日々楽しく働いています。
本社工場にいたころから、チームで楽しく仕事ができる雰囲気作りをしようと心掛けてはいますね。
ガンダムやキャンプ、音楽の話とか。もちろん、仕事は集中してやりますが、雑談でコミュニケーションを取りながら、明るい職場を目指して仕事をしています。
木工所に場所が変わっても、その気持ちは変わりません。
新しいメンバーとも良い関係性を築きながら、工場の生産性も上げて、楽しいチームにしていきたいなと思っています。
ずっと続けているのは、
“好き”だからだと思います。
直接お客様に喜んでいただける仕事です。
お客様の喜ぶ顔が見られるのが、この仕事を好きな理由ですね。
私たちが手掛けるのは「別注家具」と呼ばれるもので、家庭用とは用途や使われる場所が違うんです。
主に飲食店などの店舗に向けて、そのお店に合わせた椅子を作るのが、私たちの仕事です。
だからこそ、エンドユーザーまでの距離が近いというか、普通の家具メーカーよりも、お客様の反応をダイレクトにもらえるのが一番嬉しいですし、やりがいにもなりますね。
直接喜んでもらえたり、実際に手に取った時の笑顔を見られたりするのが、この仕事の醍醐味だと思います。
まあでも、ずっと長く続けているのは、やっぱりものづくりが、椅子作りが“好き”だからだと思いますね。
作ったものを届けられるやりがいもありますが、やっぱり実際に手を動かして、椅子を作っていくのが好きです。
“好き”な仕事を、これからも続けていく。
もちろん、楽しいことや良いことばかりではありません。
短納期の仕事が入ると突発的に忙しくなってしまったり、繁忙期は余裕がなくなったりしてしまうことももちろんあります。
大変だと感じることもありますが、それでもこんなに好きな仕事を存分にやれている環境に本当に感謝していますし、有難いなと思いますね。
今後は、新しいチームをより良くしていくことを第一に仕事をしていければと思ってはいるのですが、その先、ゆくゆくは独立を目指しています。
これまで共和テクニカルで培ってきた技術やノウハウを大切に、もっと自分の力を試してみたいと考えています。
共和テクニカルは、職人の独立も支援しているので、力を借りつつ、新しいステージへと一歩踏み出せたらと思いますね。