H.M.さん(椅子製造職人)|スタッフ紹介|共和テクニカル株式会社 採用特設サイト

社員を知る

頭を使って、心を込めて、
納得いくものを出せるように。

写真を見て、なぜかワクワクしたんです。
水族館で働いた後、家の近所の造園会社に転職。
そこで働きながら、やりたいことを探していました。
造園会社の仕事は、頑張った分評価してもらえたこともあって、すごくモチベーション高く働けていたのですが、そのぶん、次第に無理をしてしまうようになってしまって。
肉体的に結構きつくなったこともあって、少しずつ転職を考えるようになったんです。
最初は事務の仕事を探していたのですが、たまたま目に留まったのが共和テクニカルの求人情報。

働いている社員が笑顔で座っている写真が写っていて、なぜだか分からないんですけど、とってもワクワクしたんです。
経験もなにもなかったのですが、「やってみよう!」という思いで共和テクニカルに入社しました。




体も頭も動かしながら働くのが、性分に合っていました。
写真に写っていたのは、今の先輩にあたるMさんで、実際に会ってみても感じのいい方でとても安心したのを覚えています。
他の先輩も素敵な人ばかりで、「ここが職場になるんだな」と思った記憶があります。

全くの未経験からのスタートだったので、覚える事ややることが多く、最初は大変でしたが、元々絵を描いたり、ものづくりをするのが好きだったこともあり、楽しく続けられています。
体も頭もフル回転させているので、毎日時間が過ぎるのがあっという間ですね。性分に合っているな、と思います。
経験を積むほど、やらせてもらえることもどんどん増えていくので、より技術や知識も深まっていきますし、毎日学ぶ事ばかりだなと思いますね。

自分が手掛けたものが
お客様の手に届く喜びを、
教えてくれたのは社長でした。

入ってすぐの私に、任せてくれました。
まだ入社間もない頃、初めて任せていただいた椅子の製作が、一番印象に残っていますね。
その椅子は、会社の社長のご自宅に置くものだったのですが、「入社間もない私がやっていいわけない!」と何度も社長に「私であってますか?」と確認しに行ったのを覚えています。(笑)
どういう手順で、どういう風に縫えばいいのかもわからないようなところからだったので、先輩に教えていただきながらなんとか仕上げて、実際に自分でご自宅まで納品しに行ったんです。
その時、依頼主である社長が自ら仕上がりを確認しながら、笑顔で腰かけている姿を見たとき、本当に嬉しくて。
自分が手掛けたものが、お客様の手に届いて、実際に使われる。
そんな、今まで知らなかった喜びを私に教えてくれた社長には本当に感謝していますね。
今でも皆でご自宅に行くと、「この椅子、Hが作ったんだよな」って話題に上がるのが、照れくさいけど誇らしいです。

難しさが、奥深さです。
入社して4年目になりますが、やっぱり「難しい」と感じることばかりです。
キレイなものを納得のいくまでこだわって作りたいという気持ちと、納期に対するスピード感のバランスや、クオリティの面での未熟さだったり、まだまだだなと思いますね。
でも共和テクニカルは挑戦する機会をくれる会社ですし、なにより、分からない事や不安な事を尋ねれば、必ず「答え」をくれる先輩たちがいます。
まだ思った通りに仕上がらなかったり、時間がかかったりしてしまうこともあるのですが、先輩や工場長、社長にたくさんのことを教わりながら、理解して、自分の中でかみ砕いて、納得のいくものを出せるように成長していきたいと思いますね。