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社員紹介

分析研究部 R.N.

プロフィール

【現職】分析研究部
【社歴】3年目

業務内容について教えてください。

私が所属しているのは、新規開発品の有効性や安全性、品質を検証する役割を持つ『分析研究部』です。10名ほどで組まれたチームで発売を目指し、データの収集のための試験や資料作成を行っています。製剤研究部や工場との連携はもちろん、外部のパートナー企業と協力しながら進めることもあります。私は試験責任者として、スケジュール調整や試験方法の設定、進捗報告のための資料作成などの業務に、責任を持って取り組んでいます。

一番やりがいを感じた経験は何ですか?

入社して2年目の冬に、難易度の高い品目の試験方法(HPLCの試験条件)を一から開発した時、最もやりがいを感じました。

その品目に関しては、存在する文献は実用性が低かったため、先輩社員と共に独自の試験方法を確立することが求められました。ディスカッションや試行錯誤を繰り返し、4ヵ月後にやっと試験方法を確立できた時は、大きな達成感を感じ、自信にもつながりました。

実は入社間もない頃、私はHPLCの使い方を全く知らない状態でした。初めは不安でしたが、先輩社員から原理や使用方法について詳しく教えてもらい、徐々に一人で操作ができるようになっていきました。HPLCの使用方法をマスターした後は、いよいよ試験条件を自ら設定してみるのですが、これも先輩に教わりながら、自分で検討を進めることができるようになっていきました。

初めは初心者だった私でも、今では難易度の高い品目に挑戦したり、新入社員向けにHPLC法の研修を担当することができ、日々自分の成長を実感しています。

仕事をしてきた中で、一番大変だった経験は何ですか?

後発医薬品は申請時期が決まっている上、開発期間が比較的短いという特性があったり、チーム内で他品目の開発も並行しているため、効率的に一連の業務を行うことが求められます。

そのための工夫が面白くもあり、大変な部分でもあります。

私が試験責任者を務める品目では、メンバーと密にコミュニケーションを取るよう心がけて、無駄な手戻りがないようにしています。

また、メンバーの得意なスキルを把握し、一人ひとりのスキルを最大限活用できるよう業務を上手く振り分けるなど、業務効率化に向けた試行錯誤をしています。

毎日の仕事の流れについて教えてください。

出社したらまずメールやスケジュールを確認します。午前中は前日の試験の解析を行い、その解析結果を踏まえた試験の実施や後輩社員への試験内容の説明を行います。お昼休憩では、他部署で働く同僚と一緒に食堂でランチ。お互いに情報交換しながら、楽しくリフレッシュしています。午後は主に試験を行います。試験が行われない日であれば、計画書や報告書の作成などデスクワークに注力します。

チームメンバーと業務分担をしながら効率的に仕事を進めています。

職場の雰囲気について教えてください。

私が在籍している分析研究部では年齢が近い若手社員が中心です。上司も小さな悩みや質問に関して気さくに相談に乗ってくれて、気軽に話し合える雰囲気があります。また、チームで業務が忙しいメンバーがいれば、全員で協力し合うなど、チームワークがあるのも特長です。私も周囲の状況を気にかけるよう心がけています。

仕事終わりや休日には、会社公認のバドミントンサークルで上司や先輩社員、後輩社員と一緒にスポーツを楽しむなど、仕事以外での場でも交流を深めています。

日本ジェネリックに入社を決めた理由を教えてください。

若手が活躍しているところに魅力を感じました。医薬品業界としては珍しく若い会社のため、若手から責任ある仕事を任せてもらえることが、自分とマッチしていると感じました。また地元である茨城から医薬品を届けられることも、決め手の一つです。他にも、親会社に日本調剤があり、現場の声を研究開発へダイレクトに反映できることや、会社説明会や面接の際に社員の方の雰囲気が良かったなど、入社のきっかけは多くありました。

将来の夢や目標を教えてください。

将来的には分析研究部でキャリアを積みつつ、時短や時差勤務、在宅勤務など柔軟な働き方を活用しながら、仕事と家庭のバランスを上手く取っていきたいです。実際、分析研究部は女性割合が高く、多様な社員が活躍しています。小さなお子さんを育てている社員もおり、男性社員でも育児休業が取れるなど、家庭との両立が目指しやすいのも特長です。

仕事面においては、上司や先輩と連携を図りながら、担当品目の承認取得を目指していきたいです。

学生時代の専攻、研究内容について教えてください。

大学で生化学を学び、大学院に進むにあたって他大学で生命科学を専攻し、ヒトの低酸素応答タンパク質の分子メカニズムについて研究していました。そこで経験をした細胞を扱う研究はその成果が出るまでに多くの時間と労力が必要だったため、忍耐力が鍛えられ、繰り返しの検討が必要となる分析研究部でも大いに役立っています。

分析研究部には薬学だけでなく、化学や生物学出身の社員も在籍しています。私自身も医薬品や分析機器についての知識が全くなかったですが、先輩たちが丁寧に指導してくれたので、問題なく仕事ができています。どのようなバックグラウンドを持つ方でも、やる気があれば、無理なく業務を覚えていけると思います。

就活生へのアドバイスがあれば、教えてください。

私が就活生の頃は、新型コロナウイルスの影響で採用を中止している企業が増えていた時期でした。そのような不安を感じるなかでも、友人との励まし合いや、先輩・大学によるサポートなど、人とのコミュニケーションによって無事乗り越えることができました。社会人になってからも周囲とのコミュニケーションは大切で、周りに相談することで解決につながることもあります。

選考がなかなか進まなかったり、周りの就活生がすでに内定をもらったりするなど、就活において焦りや不安を感じる場面があるかと思います。しかし、就活で大切なのは「自分の軸を持つ」こと。自分が何を重視し、何を目指しているのかを明確にすることで最善の選択ができます。また、それによって必要な努力を一つひとつ積み重ねることができるので、自然と成果につながります。是非前向きな気持ちで頑張ってください!