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社員紹介

製造部 製剤課 S.S.

プロフィール

【現職】つくば第二工場 製造部 製剤課
【社歴】5年目

業務内容について教えてください。

現在担当しているのは、「打錠工程」と呼ばれる工程です。打錠機を使用して臼に粉末を充填し、上杵と下杵で圧縮を行い、粉末を錠剤にします。私は打錠機のオペレーターとして、錠剤の質量や厚みを一定に保つために機械の設定を調整する役割を担っています。つくば第二工場では、二種類の打錠機で、約30品目を製造しています。入社5年目となった今ではすべての品目に対応できるようになりました。

最近では後輩への教育に当たるようになり、その立場を通じて、この仕事の奥深さと先輩方がどれだけ分かりやすく的確な指導をしてくれたのかを改めて実感するようになりました。次のステップとして、そんな先輩方のような指導力を身に付けたいと思っています。

一番やりがいを感じた経験は何ですか?

入社1年目の10月に打錠工程の「スキル」が習得できた時が私にとって一番やりがいを感じられた瞬間でした。この「スキル」は一人で確実に作業ができるという認定を意味する、“資格”のようなものです。ここまで成長できたのは、先輩方による丁寧な指導のおかげです。

今では私自身が教育側として後輩に向けて指導をしています。どのような質問をされても自信を持って答えられるよう、新しい知識を日々学んでいます。

仕事をしてきた中で、一番大変だった経験は何ですか?

打錠障害が発生した時が大変です。打錠作業において、一番頻繁に発生する障害が、杵に粉が付着し錠剤の表面が剥がれてしまう「スティッキング」と呼ばれるもの。スティッキングが発生した場合は生産ラインを一時的に停止し、杵の清掃が必要となります。

障害が発生するタイミングは予測できないため、常に外観を確認しながら作業を進めます。長年の経験からこれまで数多く打錠障害を見てきたので、普段と何か違う兆候が見えた時は速やかに対応できるよう心掛けています。

毎日の仕事の流れについて教えてください。

通常勤務の場合は朝9時に出社し、メールチェックやスケジュール確認を行ったのち、先輩との相談を通じて1日の業務の流れを確認します。担当の打錠機を稼働させた後は、組立作業や洗浄作業に取り組みます。機械の稼働中も1時間ごとに点検し、「質量が一定であるか」「エラーが発生していないか」などをチェックします。

勤務スタイルは通常勤務以外にも早番や遅番があり、私が所属している工程では一週間ごとのローテーションで各シフトに対応しています。入社後しばらくは通常勤務となりますが、工程に慣れて作業がスムーズに行えるようになると早番や遅番のシフトも担当していくことになります。

職場の雰囲気について教えてください。

私が担当している打錠工程は10名弱のメンバーで構成されており、主に20代から30代の方々が活躍しています。職場における魅力のひとつは、“風通しの良さ”です。毎日のミーティングできちんと情報共有したり、気軽に質問・相談をしたりできる環境のため、職場全体の雰囲気も明るく、一緒に仕事をしていて楽しいと感じています。

また、事前に申告すれば、有給休暇も取得しやすいので、メリハリのある働き方ができると思います。

日本ジェネリックに入社を決めた理由を教えてください。

人々の健康を支える分野だからこそ、景気に左右されない安定性がある医薬品業界には元々興味がありました。そのなかでも日本ジェネリックに入社を決めたのは、高校の先輩が2名入社しており、当社の職場環境の良さを聞いたから。高校2年生の時から当社への入社を志望しており、入社後は先輩のように活躍したいと考えていました。

将来の夢や目標を教えてください。

仕事においての近い目標は、新しい機械の導入に備えてその構造を理解し、一日でも早く操作を習得することです。そして、長いスパンでは、自分の工程だけでなく他工程のスキルを磨いたりするなど、幅広く活躍したいと思っています。プライベートにおいては、マイホームを建てる、もしくはマンションを購入するのが目標です!

当社の職場見学会や選考の印象を教えてください。

職場見学をした際は、工場の総務の方や人事担当者の優しい対応で緊張がほぐれました。また、一定温度に保たれた作業環境や最新設備など、当社の働きやすさを感じました。面接の際も、面接官の優しさや明るい雰囲気があり、安心して話すことができました。面接では野球部で頑張ってきた経験を話しましたが、部活動で培ってきた体力と集中力は、今の職場でも活かされていると思っています。

就活生へのアドバイスをお願いします。

医薬品製造は人の命に影響する責任ある仕事なので、手順をきちんと守りながら作業ミスをすることなく取り組める人に向いていると思います。

多種多様な企業があるからこそ、自分の適性を見極めながら企業選びをすることが大切です。悔いの残らないよう頑張ってください!