品質管理部 M.M.
プロフィール
【現職】品質管理部
【社歴】5年目
業務内容について教えてください。
私は主に、工場で作るジェネリック医薬品のもととなる原料や資材の品質が、定められた規格に当てはまるかどうか分析しています。そういった主な業務だけでなく、機器管理や製造エリアの環境測定、微生物試験等、業務内容は多岐に渡ります。
自分の分析結果に基づいて製品の製造が進んでいくので、良質で均質な製品作りの基盤となって働けている実感が沸き、やりがいを感じます。
一番やりがいを感じた経験は何ですか？
日本薬局方という医薬品製造のバイブルにあたる基準書が改訂されたとき、日々の試験業務に加え、試験法等を改訂する業務を行わなければならなくなりました。日々の業務と追加の業務とのバランスをとるのが難しく、焦りを感じてしまいました。
そんな中、上司が業務の優先順位の付け方について指導してくれました。その結果、仕事の進め方が整理され、業務を終わらせることができました。目の前の仕事に精一杯になってしまい視野が狭まっていたと気付かされた出来事で、この経験から広い視野で仕事を進めていくコツを学ぶことができました。
毎日の仕事の流れについて教えてください。
朝9時に出社し、前日から仕掛けていた分析があればそのデータまとめをしたり、メールのチェックをします。その日に行う複数の試験業務を計画的に行い、空いた時間で担当機器の管理や書類仕事等、こまごまとした業務を行います。
基本的には定時の18時で帰宅しますが、試験が重なり忙しい時期は、1時間ないしは2時間程度残業することもあります。
職場の雰囲気について教えてください。
品質管理課は、課員で分担して試験を行っているので、互いに協力し合ってすべての試験を円滑に行おうという雰囲気があります。試験業務自体は個人で行いますが、試験のノウハウを共有したり共通試薬を調製したりと、チーム戦といえる部分も多いので、まとまりのある課だと感じています。
日本ジェネリックに入社を決めた理由を教えてください。
私には、自分が正しいと思える仕事をしたいという目標がありました。その点において、ジェネリック医薬品の普及により医療費削減に貢献し、さらに患者様の声をダイレクトに開発現場に届けることを目指す弊社の姿勢は、私にとって非常に魅力的でした。
学生時代の専攻、研究内容について教えてください。
大学・大学院ではタンパク質の立体構造形成機構について研究していました。医薬品に関する知識はほとんどありませんでしたが、学生時代の研究で培った実験の組み立て方や論理的思考は、現在の職場でも活きていると感じます。今後も、大学時代から身につけてきたそういった部分にも磨きをかけていけたらと思います。
就活生へのアドバイスがあれば教えてください。
就職活動時を思い返してみると、当時、自分の働く未来に考えを巡らせ思い悩んで立ち止まったことが、今の自分を強くしたのではないかと感じます。
自信を無くしたり進むべき道が見えなくなることもあると思いますが、しっかり自分と向き合うことで道が開けると思います。頑張ってください。