下水道管路の維持・保全
札幌市内の下水道管路総延長は 8300km以上と全国でも3番目に長い都市です。 下水道管路の維持・保全とは、 この下水道管を今後も末永く使えるように メンテナンスすることです。
管内に木の根が侵入したり、 ひび割れ等の発生個所を リモコンカメラ等で調査し、補修します。
下水道管の材質には、コンクリート管、 塩化ビニール管、陶管などさまざまで、 太さは内径10cmから5mに 及ぶものまであります。 また下水道管が埋設されている 深さも異なります。
補修の方法は樹脂製の チューブを管の内側に圧着させ 光や熱で硬化させる方法が主流です。
下水道管路は道路と違い、 普段目にすることのないインフラですが、 人間が生活する上で、 利用しない日がないライフラインです。 下水道を当たり前に利用できるのは 日々、維持・管理を行い、 必要に応じて補修を行っているからです。 下水道管の維持・管理・修繕は 札幌市の生活を支える大切な仕事です。