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～　バブル崩壊が転機のはじまり　～
証券会社勤務時代の1991年頃、本格的にバブルが崩壊し、「この仕事はもうダメだ…」と思い、次の仕事をどうするか考えていたときに、「これから高齢化社会かな…」と直感し葬儀業界に飛び込みました。初めのうちは葬儀業に特別な思い入れもなかったのですが、10年後には独立する目標を立てました。
実際、働き始めてみたら非常に奥が深くて。ありとあらゆる知識やホスピタリティ的な感覚が必要なんだとわかって、仕事への興味がどんどん湧いていきました。
そうした中である時、葬儀関係の総合会社から新規事業（葬儀屋さんの代行をする仕事）を立ち上げるから部長として来てくれないかと声を掛けていただいたんです。
そこは業界内でも大きい会社で、葬儀に関するありとあらゆる部門が揃っていました。そうした環境で、生花部・ギフト部・人材部・レンタル部・物販部などで幅広い知識を学んできました。中でも人脈は人一倍広げてきましたね。そして業界に入って、ちょうど10年、目標どおりに、ピンポイントで独立するチャンスが訪れました。独立をするにあたり、私は冒険するタイプではないので、葬儀を手掛ける会社では社長を、物販などを手掛ける会社は役員として、二つの会社の経営に携わり今に至ります。